設計スタイル
住宅を新築するにあたりどんなことを気にしてメーカーを選びますか。
私たちが設計する住宅は、100%完全なデザイン注文住宅です。ベースを用意しているわけではないので、お客様と初めて対話をするところから、デザイナーが直接お話を伺い計画をしていきます。
例えば延べ床面積40坪を新築する場合、耐震・断熱性・低コストだけを考えた住宅が理想と形がどんなものかご存知でしょうか。
答えは真四角の総2階建。
なぜなら床・壁・屋根の総面積が一番小さくて済むからです。一方、ディティールにこだわりだすと、それだけ性能面で弱点を増やすことにもなりかねません。
この絶妙なバランスをとりながら、プラン計画をしていくには、何よりお客様の『思考』と、それを捉えるデザイナーのノウハウがとても重要な鍵となります。
趣味も予算も家族構成も違うお客様ひとりひとりに合った、住宅の提案ができるのが注文住宅を選ぶ最大のメリットだと考えます。
外皮平均熱貫流率の計算
弊社では新築設計の際すべての住宅に外皮平均熱貫流率計算を行い性能評価をし、UA値・Q値という数値を提示しています。
数えきれないほどハウスメーカーはありますが、気密断熱をきちっと行なっている会社のほとんどはこれらの数値を公表していて、新築を検討される方はこの数値をよく比較してください。
住宅の性能は目に
見えないところで決まる
私たちは高い耐震性と高性能な気密断熱施工はこれから新築住宅を建てる上で基本と考えています。
住宅はさまざまな設備が揃って人の暮らしていける空間になりますが、この2点は家を建てた後で手を加えるとなると非常に大きなコストがかかります。新築時の基準で性能評価をするのではなく今後20年、30年後も通用するかが大事なポイントとなると考えています。
私たちはお客様にこんな質問をしています。「今多少安く後ですごくお金がかかるもの。今多少高く後であまりお金がかからないもの」どちらを選択するかで家選びは決定づけられると言っても過言ではありません。
住宅デザインを考える
私たちの設計スタイルでもある100%完全なオリジナルデザイン注文。これはお客様自身の憧れ・趣味・センス・ライフスタイルに合った完全オリジナルのプランニングをさせていただくことにあります。
「モデルルームと実際にできるお家は違う」とよく耳にしますが、それもそのはず、モデルルームには住宅になくてはならない最も大切なものが欠落しています。それは『そこに住む人のために創造するという意思』です。また建売やパッケージ住宅に満足できない点もそこにあります。
一生を寄り添う家族のような存在の家には愛着を持っていただきたい。そんな願いから私たちはお客様ひとりひとりのためだけにデザインをしています。
3Dを使用したプレゼンテーション
実際に建築する住宅をグラフィックで完全に再現するシステムを導入しています。
モデルルームやOPEN HOUSEとは違い、お客様のためにデザインしたお家が再現されますので、想像してた家と実際にできた住宅が違うというギャップは極めて薄れます。
また一年を通して日当たりのチェックをしたり、窓から見える近隣の家の様子など、360°ビューでどんなアングルからでも確認できるということは、平面場では拾いきれない情報をいくつも教えてくれます。
それを見ながら家具や食器などインテリア選びをするのも、家が完成するまでの醍醐味のひとつ。壁の色や素材を決めるのにも大活躍します。