House【エアコンの効きが悪い！？夏を涼しく快適にするコツと対策】

2024.5.20House, 設備

暑い季節になると、エアコンをつけても室内がなかなか涼しくならず、電気代がかさむという悩みを抱える方も少なくありません。

では、家の中を涼しく快適に過ごすためには、どんな対策が有効なのでしょうか？

　

　

…室内の暑さの原因は？
夏の暑い日、冷房をつけていても家の中がなかなか涼しくならないのは、屋外の熱が入ってくるからなんです。

そして、外気熱の7割以上が「窓」から侵入してくると言われています。特に日当たりの良い南向きの部屋や、窓が多い部屋では、夏場の暑さが厳しいです。

　

　

…開口部の遮熱効果を高める方法
窓からの熱を防ぐには、日除けがとっても効果的です。

カーテンやブラインド、すだれやよしずなど、色々な種類がありますが、その中でも屋外側に取り付ける日除けが一番効果を発揮します。

ある研究によれば、屋外側にブラインドを設置した場合、屋内側に設置した場合と比べて約三倍もの遮蔽効果を得られることが示されているのです。

　　

　

また、窓自体の遮熱効果を高めることも重要です。

遮熱性能の高い窓ガラスは、内部が真空に造られた複数枚のガラスで構成される複層構造になっており、ガラス表面に特殊な金属膜がコーティングされています。

この膜が大部分の日射熱を吸収・反射することで遮熱効果を発揮します。

　

　

これらの対策を組み合わせることで、夏場でも家の中を涼しく快適に過ごすことができます。

しかし、窓の交換となると大幅にコストがかかりますよね。

手軽に暑さ対策をしたい場合は、窓の外側に日除けを設置するだけでも十分に効果を実感できるはずです。

この記事を書いた人

庄村光央
庄村光央インテリアコーディネーター
父が現場監督、母が設計士、兄が大工という生粋の建築一家で育つ。その影響もあってか、幼少の頃のお絵描きと言えば住宅の平面図や空間パースを描いていたという。高校在学時にはインテリアコーディネーターを最年少取得年齢の17歳で合格する。
将来は機能美とデザイン性が共存する、人々の記憶に残るような住宅を手がける設計士を目指している。
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