Shop【エステサロン】
2024.6.3Shop
店舗づくりの数ある問題に対して、デザインに関わるプロの視点からアドバイスをしていくシリーズ。
物販・サービス・飲食などの店舗の開業を目指す方に向け、店舗デザインの考え方をFAQ形式で回答していきます。
今回のお題は…『エステサロンの出店において、気を付けたほうがいいポイント』について
【Question】
自宅の一部を改装してエステサロンの出店を検討しています。
居住エリアとの区切りなど、気を付けたほうがいいポイントはありますでしょうか?
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【Answer】
ご自宅でサロンを開業する際、最も注意すべきポイントはやはりプライバシーの問題です。
住居エリアの生活感ができる限り伝わらないよう、明確な境界を設けましょう。
住宅の玄関とは別に独立したサロン専用のエントランスを設置することで、お互いのプライバシーが区別され、よりサロンらしい雰囲気を演出できます。
外部からサロンの存在が視認できることによる集客効果の向上も期待できるでしょう。
内装デザインにおいては、明るい色調や適切な照明を配置することで開放感を演出。
什器やインテリアはサロンの雰囲気に調和した清潔感のあるものを選定します。
日々の清掃がしやすいレイアウトにすることが大切です。
音響面について、遮音材の使用や施術室を生活スペースから離れた場所に配置することが有効です。
また、待合室やお客様の着替えスペース、施術前後のカウンセリングが行える場所など、サロンのメニューやコンセプトに応じて必要な面積、個室数を確保しましょう。
施術ベッドの位置や動線計画等、限られたスペースを計画的かつ効果的に検討しご提案いたします。
この記事を書いた人
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父が現場監督、母が設計士、兄が大工という生粋の建築一家で育つ。その影響もあってか、幼少の頃のお絵描きと言えば住宅の平面図や空間パースを描いていたという。高校在学時にはインテリアコーディネーターを最年少取得年齢の17歳で合格する。
将来は機能美とデザイン性が共存する、人々の記憶に残るような住宅を手がける設計士を目指している。
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