Others 【未来の住まい、ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)とは?】

本日はゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)ついてのお話を。
私自身、正直世間がZEH!ZEH!と騒いているわりにはあまり口にしない言葉なので、その価値観についてもご説明できたらと思います。

 

 

ZEHについて、ChatGPTに聞いてみたらこんな感じで回答が返ってきました。

■ZEHとは?
ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)は、年間のエネルギー消費量をゼロにすることを目指した住宅のことです。つまり、住宅が消費するエネルギーを、再生可能エネルギーなどで賄い、年間のエネルギー収支をゼロにすることを目的としています。これにより、環境への負担を最小限に抑えつつ、快適な住環境を提供します。

■ZEHの特徴
ZEH住宅は、断熱性能が非常に高く設計されています。これにより、外部の温度変化から住まいを守り、冷暖房のエネルギーを大幅に削減します。

■エネルギー効率の良い設備
高効率の暖房機器や冷房機器、LED照明など、エネルギーを効率的に使う設備が導入されています。

■再生可能エネルギーの活用
太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーを活用し、自家発電を行います。これにより、エネルギーの自給自足を実現します。

■エネルギー管理システム
住宅内のエネルギー使用を管理するためのシステムが導入され、エネルギーの消費状況をリアルタイムで把握し、効率的に使用することができます。

■ZEHのメリット
環境への貢献。ZEHは、温室効果ガスの排出を削減し、地球温暖化対策に貢献します。また、再生可能エネルギーの利用促進にもつながります。

■光熱費の削減
エネルギーの自給自足が可能なため、光熱費が大幅に削減されることが期待できます。長期的に見れば、大きな経済的メリットがあります。

■快適な住環境
高い断熱性能とエネルギー効率の良い設備により、年間を通じて快適な住環境を提供します。寒い冬も暑い夏も、快適に過ごすことができます。

■資産価値の向上
環境に配慮した住宅は、将来的に高い資産価値を持つ可能性があります。エコ性能の良い住宅は、購入者からの需要も高まっています。

■ZEHの普及に向けた取り組み
現在、多くの政府や自治体がZEHの普及を促進するための政策を導入しています。また、技術の進歩により、ZEH対応のコストも年々下がってきています。これにより、より多くの人々がZEHを選択できるようになっています。

と素晴らしい回答をいただきました。ZEHのことよりもChatGPTの方が関心度高いかも笑

要はなんのために国はZEH促進するのか?という点で考えると、やはり将来のエネルギー不足の深刻化が問題なのではないでしょうか。

 

 
当時の予想は外れ、ZEH促進を今のペースでやっても、原発をフルに再稼働しても2030年のエネルギー不足が解消されないという結論が今のところ見えてきてしまっています。
予想では、ピーク時の日本の電力をはるかに超える消費電力。(ZEHを言い出したときにはピーク時よりも下がる見込みだったと思います)
新しい技術や需要が生まれれば当然のこととも言えますが。まぁこの話は一旦置いておき。

専門分野ではないので詳しいことは分かりかねますが、果たして住宅のZEH促進がどの程度この問題を解決させるのかが見えてこない。

そして、エネルギー不足の問題と、家の性能を上げるという話は、結果としてリンクしているわけですが。
私自身の心情として、何のために家の性能を上げるのか?それはそこに暮らす家族の暮らしやすさを向上してもらうためです。

正直ZEHを達成したいから性能を上げたのではなく、性能を上げたらZEHを達成していたという認識。

そもそもZEH基準の温熱性能ってたいしたことないですよね。それをやって本当に快適に暮らせると思いますか?って話なので。
ZEHを売りにしたメーカーを見ると嫌気がさすわけですね。

環境に配慮することは当然大事なことです。ただ、単にZEHと表すといろんなことがごっちゃ混ぜになってしまったような気がして、
何のために温熱環境を上げるのか・どうして高効率の設備を入れた方がいいのか・太陽光が必要なのか・薪ストーブを利用するのか。
それらひとつひとつをご自身のライフスタイルと重ね合わせて、きちんと整理しながら一緒に家づくりができたら嬉しいなと考えています。

とはいえ補助金の絡みとか色々ありまして、私たちもZEHビルダーとして活動させていただいてます笑
HP上に実績報告を載せる義務などもございまして。ご参考までに。

 

 

この記事を書いた人

BlackPepper Inc.
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