Shop【美容室】
2024.5.10Shop
店舗づくりの数ある問題に対して、デザインに関わるプロの視点からアドバイスをしていくシリーズ。
物販・サービス・飲食などの店舗の開業を目指す方に向け、店舗デザインの考え方をFAQ形式で回答していきます。
※施工事例写真
今回のお題は…『美容室開業で失敗しないために留意すべきポイント』について
【Question】
この度、独立し美容室を開業する予定です。
店舗デザインの観点から独立・開業で失敗しないために留意すべきポイントはありますか?
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【Answer】
美容室開業にあたり、最も大切なことはお店のコンセプトを明確にすることです。
ターゲット層やイメージしている店内外の雰囲気等、デザインに統一感を持たせることで居心地のよい空間となります。
店内の明るさや使用する材質は美容師法や自治体の条例に規定されている場合がありますので、規則を遵守しつつコンセプトに沿った店舗設計を進めていきましょう。
※施工事例写真
また、内外装のイメージがはっきりしていると施工中の変更や手直しの手間が減りますので、工期や工事金額を最小限に抑えることができます。
建築素材や仕上げ材の耐久性、メンテナンスの容易さも留意すべきポイントの一つです。
店内レイアウトの際には、日々の清掃のしやすさも考慮することが大切です。
出店場所に関して、交通量や人口が多く集客効率がよいとされる地域は、必然的に周囲に競合店が多い立地となります。
一概に都市部に出店すれば成功が保証されるというわけでもありませんので、物件選びの際には周辺環境を良く調べてから決めていくのがよいでしょう。
※施工事例写真
この記事を書いた人
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父が現場監督、母が設計士、兄が大工という生粋の建築一家で育つ。その影響もあってか、幼少の頃のお絵描きと言えば住宅の平面図や空間パースを描いていたという。高校在学時にはインテリアコーディネーターを最年少取得年齢の17歳で合格する。
将来は機能美とデザイン性が共存する、人々の記憶に残るような住宅を手がける設計士を目指している。
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