Shop 【ガレージカフェ】

店舗づくりの数ある問題に対して、デザインに関わるプロの視点からアドバイスをしていくシリーズ。

物販・サービス・飲食などの店舗の開業を目指す方に向け、店舗デザインの考え方をFAQ形式で回答していきます。

 

 

今回のお題は…『自宅のガレージでカフェを開業するにあたって法律や注意事項』について

 

【Question】

 

自宅ガレージを店舗に改装してカフェを開業したいのですが、法律や注意事項など、確認しておくべきことは何がありますか?

 

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【Answer】

 

自宅ガレージをカフェにする場合、まずは建築基準法において計画地がどの用途地域に該当するのか確認します。

用途地域と建物の形態によってはその土地での店舗計画が禁止されていたり、面積等の制限がかかるということがあります。

また、火気を使用する厨房等には内装制限がかかったり、面積によっては用途変更の確認申請が必要になったりと注意点がたくさんあります。

 

 

併せて、食品衛生法や消防法や地域条例などの関係法令についても忘れずにチェックをしてください。それぞれの法律において設置しなければならない設備や内装仕様などの条件が定められています。

ガレージをカフェとして開業するためにはこれらの法令条件全てを満たすことが必須となりますので、早い段階で確認をし計画していくことがとても重要です。

 

 

 

この記事を書いた人

柴田勇介
柴田勇介2級建築士
関東学院大学の人間環境デザイン学科を卒業後、都内のゼネコン会社で5年間施工管理に従事。地元の長野に戻ってからは設計へとキャリアを移し、公共・社寺など幅広い経験を積む。
兼ねてから設計の道を目指していたこともあり、図面から読み解く情報量の多さと着眼点は、現場を経験してきた者ならではの武器ともいえる。